
オインクゲームズ佐々木が、
唐突に好きなゲームを聞くこの企画。
今回は、2011年末、
都内某所で行われたボードゲーマー忘年会の二次会にて、
会の主催者イチ氏に聞きました。
佐々木:
イチさんは何のゲームが好きですか。
イチ:
あれですね、
「てきとうにしゃべれるゲーム」が好きですね。
佐々木:
てきとうにしゃべれるゲームっていうと
例えば「お邪魔者」とか?
イチ:
「お邪魔者」も好きなんだけど、もっとなんていうか・・
佐々木:
「エセ芸」とか?
イチ:
ああ、そうですね、
「エセ芸」とか同じオインク製で「藪の中」とかもいい。
「これはアレですね〜!アレ!」とか言ってるのが好き。
佐々木:
「髑髏と薔薇」とか。
イチ:
あれもいいね!
エケトープってやったことある?
あれ一時期好きでいつもゲーム会のときに持って来てたんだけど、
あれ、みんなで資源取りにいくのか敵を攻めにいくのか、
どこに行くのか配置して〜!みたいなゲームなのね。
砦を守っておかないと攻められちゃうんだけど、
「いや〜今回ノーガードだわ〜」って毎回言いながらプレイする(笑)
佐々木:
なるほど(笑)
イチ:
そんなふうに、なんていうか
「好きなことをてきとうに言ってて怒られないゲーム」が好き。
あとね、「イントリーゲ」。
佐々木:
「イントリーゲ」やったことないんだよね。
イチ:
やってないんだ!あれはね、オススメ。
なにやるゲームかって言うと、
賄賂を払ってお屋敷に就職させてもらって給料を得るゲーム。
佐々木:
裏口就職か!(笑)
その就職させてもらうところで・・
イチ:
そう、てきとうなことを言う(笑)
会話以外にほとんどやることがないんだよね。
佐々木:
おもしろそうだなー。
やってみたい。
イチ:
やります?今。
佐々木:
持ってんのかよ!
やりたいけど、まあそれはまた次の機会で・・・
イチ:
「イントリーゲ」は、賄賂を払うんだけど、
それで得られるものはとりあえず口約束なのね。
「そんじゃ高いところに就職させてやるから、
俺の学者も頼むからあそこに就職させてよ」
みたいな約束をするんだけど、
ま、それはあくまで口約束でしかないっていう。
ルールブックにちゃんと
「あとで裏切っても大丈夫です」みたいなことが書いてある(笑)
佐々木:
なるほど(笑)
イチ:
「いや〜誠意を見せてほしいっすね〜」みたいなことをね、言うわけですよ。
佐々木:
賄賂もそうだけど、話術というか、
まあいいかげんなことが言えるわけだ。
イチ:
そう!
そういういいかげんなことを言っていいルールのゲームが好き。
酔ったメンバーでやる人狼とか。
佐々木:
ちょっとブラフを織り交ぜながらやるようなゲームとかかな。
イチ:
「ブラフ」!
そう、俺「ブラフ」も大好き。
【編集注:ブラフとは「はったり」の意味だが、そのまま「ブラフ」というタイトルのゲームがある】
佐々木:
ああ、「ブラフ」おもしろいよね。
僕もかなり好きだな。
ゲームの本質よりも、ゲームを肴にした会話が好きってことになるのかな。
イチ:
そうだね、酒飲んでやるのも好きだし。
佐々木:
ゲームがあると初めて会った人とでも会話はずむよね。
イチ:
そうそう。
会話するようなゲームで、ルールがサポートしてくれると
初対面でも普通に会うより絶対しゃべれるよね。
まあ、もちろんゲームはゲームで好き。
で、ゲームを介して会話するのも好きって感じ。
佐々木:
でもイチは重いゲームというか、長時間を要するゲームも好きだよね。
イチ:
好き好き。でも俺、あれはメンバーに恵まれてる気がする。
基本的に長考する人はニガテなんだけど、
まあ真剣に勝とうとすれば長考にはやっぱなるんだけど、
いつもやってるメンバーはほどほどな感じでやってくれる。
それがけっこう重要かなあ。
佐々木:
なんだろうな、
真剣に勝ちに行くのはもちろんゲームがおもしろくなるために大事だけど
そればかりになってもよろしくないよね。
イチ:
「勝ちたい」なのか「楽しみたい」なのかで言ったら、
俺は「楽しみたい」のほうが強いんですよね。
だからできればそういう意識の場でゲームしたい。
佐々木:
長考についてはしばしば話題に上がるよね。
イチ:
こないだもちょうどその話になったんだけど、
すごく長考してる人が勝ったとしても
「まあそうだよね・・」ってなって
素直におめでとうって言いづらいというか。
もちろん全員ガチで勝ちにいくような場ならいいんだけど、
そうじゃないなら、場のみんなが楽しくなるようにしたいよね。
佐々木:
勝ちにこだわりすぎると、てきとうなこと言えなくなるしね(笑)
イチ:
そうね、てきとうなこと言いたいからね(笑)